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CLIFTON HILL (2008年)
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CLIFTON HILL
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解説 - CLIFTON HILL
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2025-08-13 00:15:05)

観光地として名高いカナダはオンタリオ州ナイアガラ・フォールズにて結成され、80年代にはアメリカにおいてもヒット・チャートを賑わすほどの人気を博したHONEYMOON SUITE。勿論名前は知っていましたけど、どの角度から見てもHR/HMっぽくないバンド名に硬派を気取っていた若き日のメタル益荒男的には食指が動かず、実際に彼らの音に触れたのは随分と後になってからのことでした。
本作は00年代に入り再結成を遂げたHONEYMOON SUITEが'08年に発表した復活第2弾アルバムで、通算7作目。久々に日本盤リリースも実現しています。てっきり年齢を重ねて穏やかになったかと思いきや、軽快に刻まれるGリフに躍動感溢れるリズム、ジョニー・ディー(Vo)のパワフルな歌いっぷりといい、ドライヴ感溢れるOPナンバー①を皮切りにアップテンポの楽曲が数多く取り揃えられた本編は、80年代も上回る勢いでハード・ロッキンなサウンドを披露。かと言っても無理にヘヴィにしてるような痛々しさはなく、ポップなメロディにはフックがきっちりと仕込まれています。特に、爽快感に満ち溢れた⑤は連日のうだるような暑さを吹き飛ばしてくれる名曲。ジョニーの歌唱力が光る哀愁のメロハー④、キャッチーに疾走するパワーポップ・チューン⑦⑨といった、溌剌とした若々しさと、ベテランならではの曲作りの巧みさが自然体で同居した楽曲も、現在のバンドの充実ぶりを伝えてくれる出来栄えを誇っています。
このバンドの過去カタログは現在では入手困難になってしまっているものが多いので、まずは本作を入門盤にしてみるのも全然ありではないでしょうか。



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